働くというのは「○○を○○○する」ことだ
「働く」というのは
「はたをらくにする」ことだ
昔のバイト先の店長が
いつも言っていた言葉。
そして前職場では、最後の最後に
「はたらくとは はたをらくにすること だ。
君は らくにしてもらってばかり だったね。」
とのお言葉をいただいてしまい、つくづく「働く」って難しいな、と思った平成最後の春。
そう。私はいつも らくにしてもらって ばかりだ。
逆に、はたをらくにすること が上手な同僚がいる。
なんでだろうと思って観察していたら、
①圧倒的に声かけの量が多い
②人一倍、周りを助けている
③その分、助けられることも多い
って感じだった。
①
日常的な会話、つぶやき、などから、仕事のことまで。とにかく周りを気にかけている。そして自己開示もしている。「疲れたー」とか「明日休みで嬉しい!」とか。この人はこう考えているって分かりやすいだけで、周りとの関係がよくなる気がする。
あと、できることはできると言う。そしてやる。できないことはできないと言う。そして周りに仕事を振る。
そして気遣い。「あれは○○さんは悪くないですよ」とか「あのミスは自分でもやっちゃってたと思いますよ」とか周りの人のフォローをさりげなくしている。
要はコミュニケーション能力が高い。
②
声をかけながら、どの人が何に困っているのかとか、どこで手助けすればいいのかに気づいている。だから、よく助けている場面を見る。私もよく助けてもらっている。まさに はたをらくにしている のだ。
③は意外だったけど、いつも助けてもらっているから…という気持ちで、助けられることが多いのだろう。
それと、ささいなことでも大げさなほど感謝を伝えている。
「え!これもうやってくれたの?仕事が速い!ありがとう!」
「うわぁ〜!とても助かる!ありがとう!」
という風に。
こんな感じで言われたら、助けてよかったな、また何かあったら手助けしよう、となるよね。
そして
前提として、本人がけっこう仕事ができる
っていうのがある。
効率がいい。要領がいい。動きが速い。量をこなす。
自分の仕事をそつなくこなした上で、周りもらくにしているのだからそれがすごい。というか、自分のことができていてなおかつ周りに気を配る余裕がある人じゃないと、はたをらくにはできないのだろうな。
はたをらくにできる人になりたい。
先生でも、そうじゃなくても、チームで何かをする上で、お互いをらくにし合うことは大事だよね。
さ、明日からも はたらく ぞー!